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今日は、みなさんおまちかねの、レビューのコーナーです
いや、待ってなくてもやります
本日の映画は「リトルトウキョー殺人課」
1991年の作品ですから、もう15年以上昔ですね
この作品はですねぇ・・・
結構「スゴイ」って情報を、ネットで仕入れていたんですよ
それで、地元のツタヤ行ったら置いてあったんで、思わず観ちゃったわけです
これが前評判(?)通りのすさまじさで、とっても堪能しちゃったわけです
どれくらいすさまじいかといいますと
車田正美先生の迷名作「サイレントナイト翔」に匹敵するくらいの衝撃
といえば分かりますか?・・・余計に分かりませんか、そうですか
この映画の、舞台はL.A.にある日本人街「リトルトウキョー」。この街に巣食うジャパニーズヤクザの麻薬密売組織を壊滅させるために二人の刑事が活躍する、典型的なアメリカン刑事アクション物です
その二人の刑事ですが
これが、ケナー刑事
演じているのはロッキー4でドラコを演じていたドルフ・ラングレン
この人は、日本育ちで、日本文化にかなり精通しているという設定・・・のハズなんだけどね
毎日、行きつけの日本料理屋でサシミを食べるのが日課(?)
そしてもう一人、ジョニー刑事
演じているのはあのブルース・リーの息子、ブランドン・リー
そして、敵となるヤクザの親分ヨシダです
では、以下にこの映画のすごさの数々を紹介していきましょう
その前に、ここでケナー刑事より一言
「異文化に圧倒されるなよ!」
映画の途中、ヤクザのアジトとなっているバーに向かう刑事二人
そしてそのバーの名前が
「盆栽クラブ」
おい!どーいうことだこれは!?
アメリカ人のセンスってのがつくづくわからなくなりました・・・
そして盆栽クラブの中は・・・
白塗りのジャパニーズギャルがお立ち台で相撲を取っていたり・・・
寿司は当然女体盛り
ここでケナー刑事が一言
「この店は皿も生だ!」
アタシが異文化に圧倒されました・・・日本人なのに
さて、場面が変って
この「盆栽クラブ」の花形歌手に「ミナコ」という女がいます
顔はミナコというよりも、ジェシーとかキャサリンて感じですが・・・
この、ミナコがヤクザの親分ヨシダに軟禁されているところを、ヨシダの事務所を張り込んでいた二人が発見します
ジョニー 「片付けでもしてるのか?」
ケナー 「切腹の準備だ・・」
ジョニー 「セップク??」
ケナー 「自殺だ。女が恥辱を受けた時にやる。」
・・・なわけないでしょうが!!!!
これを放ってはおけないと、ケナーは事務所に突入
令状無しで事務所に押し入り←違法
手下どもは拳銃で容赦なく銃殺←違法・・・ていうか犯罪
いくらアメリカでも明らかにやりすぎです
ところで、このミナコ
喉に短刀向けてますけど、これって「切腹」ていうの???
さて、銃撃戦の末、無事にミナコを救出したケナーとジョニー
しかし、ヨシダにしてみれば、手下は殺されて、女は奪われてと
面白いはずがありません、当然このままでは済まされない
そこで、ケナーは自分の家にミナコをかくまうことにします
・・・ていうか、警察署で保護すりゃいーじゃん!!
そして、ケナー刑事の自宅は
うーん・・・
「失敗した銀閣寺」
とでも言ったらいいんでしょうか?
全面障子張りで鍵もかからない、雨戸もない
明らかに防犯性能ゼロなんですけど・・・
ちなみに室内はこんな感じ
コタツはあっても、コタツ布団はありません
で、今度は風呂ですが
五右衛門風呂です
この後で、ミナコも一緒に入浴、っていうサービスシーンもあるのですが
正直、それ以外の衝撃が大きすぎて、どうでもいい感じです
さて案の定、その夜、ヤクザ達がケナーの自宅を襲撃します
銃を持った数十人のヤクザを相手に
なぜか手裏剣やカマで立ち向かうケナーていうかサイは日本の武具じゃないぞ
銃使えよ!無謀すぎる・・・
・・・で結局二人は半殺しの目に遭い、ミナコは連れ去られてしまいます(当たり前だ)
しかし、逆襲に燃えるケナー
カラテの猛特訓を終えて、ジョニーと共に最終決戦に向かいます
そして、最終決戦のための戦闘服に身を包み!!
・・・って何、このカッコ?
「闘魂」の二文字が眩しすぎる・・・
ジャパーニーズヤクザの麻薬製造工場へ突入する二人
ケナーはあのカッコでマシンガン乱射して、バッタバッタと手下を倒していきます
ただのコスプレおたくにしか見えません
そして、手下どもをほぼ全滅させて残るはヨシダのみ
ケナーとヨシダの一騎打ちが始まります
でも何故か、リトルトウキョーのパレードの真っ只中に場面転換
今日は、リトルトウキョーのお祭りの日らしいですよ
「ソイヤ!ソイヤ!」
と正拳突きしてるカラテ家たちをバックに
なぜか、銃ではなく刀で対決する二人
ま、きっとサムライだからってことでしょうかね・・・
そしてついに!ケナーの突きがヨシダを貫きます
そのまま、放り投げて
ヨシダは花火に串刺し
花火に点火してグルグル
爆発、ヨシダの最後です
ていうか、明らかに、日本文化と関係ないですよね??
そして、エンディング
ヨシダを倒してくれたケナーに、街のみんながお辞儀して終了
いかかでしたか?
日本文化を再発見できましたでしょうか?
このレビューをみて、実際にDVDで観たくなってくれた人がいたら
とっても嬉しいんですが・・・多分ムリだろうな・・・